健康ほっとニュース12月号
◎現在インフルエンザが例年より異常に早く大流行しています。学級閉鎖も相次いでいます。御家族全滅という方も多いようです。感染防御にはやはり基本的なことですがマスク、うがいが大事だと思います。
インフルエンザ検査の注意点をまとめてみました。
○迅速検査の陽性率は80%程度で全例陽性になるわけではありません。特に今シーズンはキットの検出率が低い印象を受けます。
○発熱後12時間以内の初期では陽性率が60~70%程度です。従って発熱してすぐ検査しても偽陰性になる可能性が高く、検査が無駄になってしまう可能性があります。発熱確認後最低6時間程度経って検査しないと意味がないと思われます。
○インフエンザは本来自然に治る病気であり、合併症を起こさなければ数日で軽快します。
発病後48時間以内に治療を開始すれば発熱期間が短くなるといわれています。従って発熱してすぐあわてて治療を開始する必要はありません。熱がつらければ解熱剤の投与で様子をみて、翌日検査して陽性なら治療を開始するということで問題ありません。
○インフルエンザの診断に必ず検査が必要という訳ではありません。ご家族ですでにインフルエンザと診断された方がいて、引き続いて高熱を出されたような場合は診察して臨床的にインフルエンザと診断して治療を開始して構いません。学校等へのお届けもインフルエンザという診断名になります。
◎最近マイコプラズマ肺炎も流行し始めています。この肺炎は比較的若い方に多く、幼児や学童にもよく見られます。症状は風邪様の症状のあと発熱、咳が続きます。咳は乾いた咳で夜から朝にかけて咳き込みが強いのが特徴です。熱の割には元気があることが多いようです。詳しくはブログ中の「マイコプラズマ肺炎について」を御覧ください。
◎年末年始は休診になる医療機関も多く、各医療機関により休みも異なっていますので、いざという時にあわてないようあらかじめ休診日を確認されておくと良いと思います。
また普段からお薬を服用されている方はお正月に薬が切れないように注意して下さい。
〇喘息の方は帰省先でペットを飼っていたり、ふだん使っていない布団で寝たりが原因で発作を起こされることがあるので注意しましょう。
〇帰省や旅行される方も予備のお薬を必ず用意しておきましょう。
当院も12月27日(土)午後から1月5日(月)まで勝手ながら休診させていただきます。1月6日(火)から平常通り診療します。
◎年末年始(12月28日~1月4日)は市川市急病診療所が診療を行っています。
毎日必ず小児科担当医が配置されています。午前10時から午後5時、午後8時から11時の診療です。(年末年始以外の平日は午後8時から11時です。)東京ベイ浦安市川医療センター(以前の市民病院)や順天堂浦安病院等の病院はコロナ感染症等の重症で紹介された患者さんなどで忙しい状態が続いています。お子さんの急病の時は直接病院等を受診せず、まず急病診療所を受診して下さるようお願いします。ホ-ムペ-ジは下記です。
http://www.city.ichikawa.chiba.jp/net/hoken/suisin/kyub1.htm
◎新型コロナウイルスワクチンの65才以上の方及び60才~64才で心臓、腎臓、呼吸器の重い疾患のある方への公費接種も来年3月まで行います。自己負担額は7000円です。インフルエンザワクチンと同時接種される方はインフルエンザワクチン接種の時間帯に行いますので合わせて予約申し込みして下さい。新型コロナウイルスワクチンのみ接種御希望の方は一般時間帯の接種となりますので別途お申込み下さい。
◎帯状疱疹のワクチンの公費補助が4月から始まっています。予診票が7月から対象者に発送されています。
〇対象者は肺炎球菌と同じで基本は65才の方対象で、今年度は70,75,80,85,95才及び100才以上の方も救済処置で対象になります。救済処置は5年間でその後は65才のみになります。従って対象年齢の方は今年度機会を逃すと二度とできませんので御注意下さい。
〇ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンの2種類ありどちらでも可能です。
〇生ワクチンは皮下接種1回で自己負担は2500円
〇不活化ワクチンのシングリックスは筋肉注射 2回接種で自己負担は1回6500円となります。
〇自費接種の場合は当院では生ワクチン8000円 シングリックスは1回22000円です。
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