健康ほっとニュース 4月号
◎いよいよ新学年の始まりです。4月に小学校に入学されるお子さんはこの機会に打ち逃しているワクチンがないかどうかチェックされると良いと思います。
◎麻疹風疹ワクチンの小学校入学前(5才以上7才未満)の第二期の定期接種は、一時ワクチンが供給不足であったことを考慮し期間を2年間延長することが決定しましたので御安心下さい。12カ月から24カ月の第一期も同様に延長になります。
◎帯状疱疹のワクチンの公費接種が 本年度4月から開始されます。
〇対象者 肺炎球菌と同じで基本65才 今年度は70,75,80,85,95,100才
5年間の救済処置でその後は65才のみになります
ワクチンは2種類ありどちらでも可能です。
〇生ワクチンは皮下接種1回で自己負担2500円
シングリックスは筋肉注射 2回で1回6500円となります。
◎昨年12月半ばからインフルエンザA型が例年になく爆発的に流行しましたが最近は流行もかなり減少しています。B型の流行もないようです。
◎新型コロナウイルス感染症の流行は少数ながら持続しています。感染防御については引き続き基本的なことをしっかり継続しましょう。新型コロナでは唾液の中にウイルスが多数存在するので「唾が飛ぶ」ことを極力避けるべきです。マスクなしの会話、食事中の会話が最もリスクが高く、多人数での会食等はできれば避けるべきで、アルコールが入って声が大きくなると危ないですね。マスクなしのカラオケ等は要注意です。他方しっかりマスクをして会話も控えていればかなり感染は予防できると考えられます。
◎スギ花粉症について:スギ花粉症のピークは過ぎたようですがまだまだ症状を訴える方は多いようです。スギの場合は5月の連休位まで、ヒノキの場合はもう少し症状が続く可能性があります。最近は新しい効果の強いお薬も沢山あり、しっかり治療を受けている方は症状が軽いようです。小児の場合は診断が難しい面もありますが眼をかゆがってこすったりするのが特徴です。内服、点眼、点鼻薬など様々の種類のお薬がありますので症状にあったお薬を使えばコントロ-ルことは可能ですのでかかりつけの先生に御相談下さい。花粉情報も様々ありますので外出の時等参考にされると良いでしょう
◎市川市急病診療所は毎日必ず小児科担当医が配置されています。午後8時から11時の診療で休日は午前10時から午後5時も診療します。東京ベイ浦安市川医療センター(以前の市民病院)や順天堂浦安病院等の病院は重症で紹介された患者さんなどで忙しい状態が続いています。お子さんの急病の時は直接病院等を受診せず、まず急病診療所を受診して下さるようお願いします。ホ-ムペ-ジは下記です。http://www.city.ichikawa.chiba.jp/net/hoken/suisin/kyub1.htm
| 固定リンク
最近のコメント