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2011年6月 2日 (木)

日本脳炎ワクチン接種年令の拡大について

これまで日本脳炎は1期(37.5才)に14週おきに2回接種しほぼ1年後に追加接種を行い、2期(913才)に1回接種することになっていました。従来のワクチンに副作用があるのではないかと問題になり平成175月から一時積極的勧奨(お勧めすること)を中止していました。21年から新型のワクチンが使用可能になり積極的勧奨を再開しましたので上記対象年令の方は接種を受けるようお勧めします。

接種中止の間に接種を逃した方も多く、再開に伴い救済処置が望まれていましたが、229月から一部の年令(913才)で救済措置がはじまりました。

今回236月からは7.5才~9才未満の方、13才以上の方(平成7年6月1日以降に生まれた方:236月現在では16才以下の方のみ)も接種が公費で受けられるようになりました。要するに現在3才から16才の方すべてで接種が可能ということです。接種がもれていた方は接種をお勧めします。接種券は以前のものが使用可能で、お手元になければ市に請求してください。接種間隔があいてしまった方もいると思いますが今後の接種計画に関しては様々な柔軟な対応が可能ですので接種する時にご相談下さい。

接種可能年令の延長に伴い今後13才以上の方に限り保護者の同伴なしでも接種可能となりましたが、専用の予診票が必要なためご希望の方は市に請求して下さい。

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