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2020年6月 1日 (月)

◎新型コロナウイルス感染症について   2020.6.1

<感染の仕方>一般的には飛沫感染、接触感染で感染します。空気感染は起きていないと考えられています。 飛沫感染は感染者の飛沫(くしゃみ、咳、つばなど)と一緒にウイルスが放出され、他の方がそのウイルスを口や鼻などから吸い込んで感染します。閉鎖した空間で、近距離で多くの人と会話するなどの環境では、咳やくしゃみなどがなくても感染を拡大させるリスクがあります。接触感染は感染者がくしゃみや咳を手で押さえた後、その手で周りの物に触れるとウイルスがつきます。他の方がそれを触るとウイルスが手に付着し、その手で口や鼻を触ると粘膜から感染します。一番大事なのは「ウイルスが体に入るのは、目と鼻と口しかない」ということです。万が一手にウイルスがついても、顔さえ触らずに手をしっかり洗えば安全です。

<感染力>80%の方は誰にもうつしていないというデータがありますが、特定の環境で特定の方から多くの人に感染したと疑われる事例もあります。

<症状>感染から約5日間(114日間)の潜伏期を経て発熱、咳、咽頭痛、倦怠感等の感冒様症状が出現しそれらの症状が比較的長く(約7日間)持続します。熱がそれ程高くないのに倦怠感が強いことがありますまた味や臭いが判らないという特有な症状も報告されています。約8割の患者さんは自然に軽快して治ります。約2割の方は肺炎を合併します。その場合数日間カゼ症状が続いた後で急に呼吸困難の症状が出ることがあるので要注意です。特に高齢者や糖尿病、高血圧等の基礎疾患がある方は肺炎を合併しやすいようです。肺炎を合併した方のさらに一部が重症化して集中治療や人工呼吸を要するようになります。

<小児>中国のデータでも小児は患者が少ないようです。45000人中09才は400人と1%位ですし死亡者もゼロです。アメリカでも18歳未満の小児は人口の22%を占めるようですが国内感染者の1.7%で死亡者も全死亡5443人中3名です。日本では10歳以下は現在のところ10608人中158人(1.5%)です。勿論ゼロではありませんが、小児の感染は幸い確率的には非常に少ないと考えられます。

<妊婦さん>現在までのデータでも特にリスクが高いということはないようです。

<受診の注意>感染しているのではないかとの不安から適切な相談をせずに医療機関を受診する方がいると、かえってご自身が医療機関において感染するリスクも高めることになります。軽いカゼ症状の場合は医療機関を受診せず自宅で安静にして経過を見られた方が良いと思います。

<一般的な注意>不要不急の外出を控える。換気が悪く人が密に集まって過ごすような空間、不特定多数の方が接触する恐れが高い場所いわゆる三密への出入りをできる限り避ける事が大事です。上記のような場所では以下の注意を

○換気を行う(可能であれば2つの方向の窓を同時に開ける)

○人の密度を下げる(互いの距離を1、2メートル程度あける)

○近距離での会話や発声などを避ける(やむを得ない場合はマスクをつける)ことが必要です。

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