2006年7月31日 (月)

海外旅行時の注意

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海外旅行をされる場合の一般的な注意をまとめてみました。ごく一般的な観光地が対象ですのでマラリア流行地等特殊な地域は別途お問い合わせ下さい。
(厚生労働省検疫所ホ-ムペ-ジhttp://www.forth.go.jp )

飛行機で:機内では気圧が低く高度2000メ-トルと同じ気圧しかありません。心臓や肺に持病がある方は要注意ですのでかかりつけの先生に御相談下さい。またスキュ-バダイビングをして24時間以内に飛行機に乗ると潜水病を発症する可能性があるので気をつけましょう。アルコ-ルの廻りも早くなりますのでアルコ-ルは控えめにしましょう。
 湿度もかなり低く、脱水状態になりやすい状況です。足に静脈瘤のある方など危険因子のある方は旅行者血栓症(いわゆるエコノミ-クラス症候群)をおこしやすくなります。水分を十分とり、座り放しにせず体を適当に動かしましょう。
 離着陸の気圧の変化が耳へ影響するのを避けるために大人はガムをかむ、赤ちゃんはおしゃぶりをしゃぶるなどされると良いでしょう。

食中毒の予防:衛生状態が良くない国への海外旅行でお腹をこわす方は非常に多いようです。生水は要注意です。当然生水から作った氷も危険です。殺菌されていないミルク、アイスクリ-ム、瓶詰めではない飲み物、加熱していない食物(カットしたフル-ツ、
生野菜)なども心配です。旅行全体を不愉快なものにしないためにも心配なものを食べるのはがまんしましょう。
 ワイン、ビール、熱い紅茶とコーヒー、瓶やその他の容器に詰められた炭酸飲料と果物ジュースなどの飲み物、皮をむいたり殻から取り出して食べる果物(バナナ等)や野菜はたいてい安全だと思われます。

防蚊対策:蚊がいる地域ではマラリア以外にもデング熱や日本脳炎など蚊に刺されてかかる病気があります。肌の露出は控え虫除け剤等も用意しましょう。

気候の変化:日本と旅行先の寒暖の差で体調をくずされる方も多いようですが、むしろ暑い国に行ってホテル等の空調がきつくて風邪をひかれる方を見受けます。
暑い国に行かれる場合も必ず羽織る物などを用意していきましょう。

持参薬:高血圧などでふだんお薬を内服されている方は充分量を持参しましょう。紛失を防ぐため手荷物にしたり2カ所に分けておくと安心です。
 特にお子様連れの場合など常備薬として解熱剤、整腸剤+下痢止め、吐き気止め等持参されると安心だと思いますのでかかりつけの先生に御相談下さい。

医療保険:海外で医療機関を受診すると自費診療では非常に高額になることがありますので、海外旅行医療傷害保険に加入されておくことをお勧めします。

帰国後:幸い現在のところSARSの流行は無いようですが、他にも様々の伝染性疾患がありますので、旅行中から発熱、下痢などの症状が出た方は帰国時検疫所で必ず申請して下さい。
帰国後に症状が出た場合も旅行されていた事を必ず告げて受診して下さい。

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